老眼と明るさとは関わりがありますか?
老眼の年代では明るさに対し
若いころに比べて、何らかの変化を
感じる方がいらっしゃるかもしれないですね。
そして実際、老眼になると明るさに大きく影響されるようになります。
例えば、若いときには
夕方の暗さも気づかずに、
夢中で本を読んだ記憶があるのではないでしょうか?
ところが老眼になる年代では、読書などは明るさが気になり、
夕方少しでも暗っぽくなると
電気をつけたくなりますよね。
これは加齢とともに、
視界が自然と暗く感じるようになるためなのです。
その原因として、老眼が進む年代では、明るさに影響を与える
水晶体が濁ってしまう白内障の進行や
瞳孔の開く大きさが、若いころより少なくなるなどが上げられます。
そしてもう一つ忘れてはならない原因があるんですね。
それは、目の一番奥にある網膜の部分で、
ものを見る働きを支えている視細胞に含まれる
ロドプシンという、紫色の成分です。
老眼の進む年代では、ものが明るく見えるのに必要な
このロドプシンという成分が減ってしまうのです。
それと同時に、ものがはっきり見えるためにも必要な
ロドプシンの再合成のスピードが衰えて
さらにものが見えづらくなってしまいます。
ですので、その対策として
目の老化や老眼の進む年代では、明るさを
加えて対処していく必要があります。
一般的に、60歳代の老眼の進む年代での明るさは、
20歳代を1とすると、約3倍の照度で
網膜に達する光量が同じになるそうです。
かといって、部屋全体を3倍もの明るさにする必要はなく、
1.5倍程度として、読書などをする時には
手元にスタンドなどを追加して明るさを増やしましょう。
このように老眼の年代では、明るさを確保することが
大切になってくるのですね。
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