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白内障と老眼の違いを教えてください
同時期に進行する白内障と老眼は間違いやすく、
確かに混同してしまいますよね。
老眼とは、加齢によりレンズの役割の水晶体が硬くなると同時に、
水晶体を支えている毛様体筋の柔軟性がなくなって
目のピント調節力が衰え、近くにピントを合わせづらくなる症状なのです。
一方白内障とは、老眼に関わる水晶体が
白や黄色に濁ってくる病気です。
もともとは透明なのですが、加齢や紫外線などによって
水晶体がしだいに酸化して濁ってしまうのですね。
このように、両方とも加齢などによる同じ水晶体の衰えではありますが、
白内障と老眼との違いは、白内障は水晶体の透明度の低下
老眼は水晶体の働きの低下ということになります。
白内障は、水晶体が濁って透明度が低下すると
光がスムーズに通過しなくなり、乱反射して
見たものがきちんと網膜に映らないのです。
その結果、視界がかすんだり、光がまぶしく感じたり、
ものが何重にもぼやけて見えたりします。
そのため、白内障とは気づかず老眼の症状と勘違いすることも多く、
老眼鏡を作ったり、作り替えようと思ってしまうのですね。
しかし、白内障は老眼鏡をかけても見え方は変わらず、この違いが
老眼との大きな差の部分なのですね。
もし見えにくくなったと感じたら、
自分で思い込むことのないよう、眼科を受信して
きちんと白内障か老眼かの診断を受け勘違いを回避しましょう。
そうすれば、早くからの治療で進行をくい止めることができるのです。
また白内障、老眼ともにサングラスや帽子などの紫外線対策をとりながら、
抗酸化作用のある栄養素の摂取で予防もしていきましょう。
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