老眼鏡でパソコンを見るのは疲れることでしょうか?
現代では、あらゆる場所であらゆる年代の方の
パソコンの使用が非常に多くなっています。
老眼の年代の方が
老眼鏡を使用してのパソコン作業で、目が疲れるという面では
若い年代の方に比べると、確かに疲れやすさはあるかと思います。
ただ、目のピント調節力が衰えてしまった分は
老眼鏡で補っているので、パソコン作業であまりに疲れるのであれば
老眼鏡が合っていないことも考えられます。
なので、まずはパソコンを見ている老眼鏡の度数が合っているかを
眼科医か眼鏡店で確認することが一番なのです。
もし老眼鏡は目に合っているけれど、パソコン作業がとても疲れる
というのであれば、他の原因が考えられますので
それ以外の原因についてお話しますね。
1つ目は、パソコンの画面から発せられるブルーライトの影響です。
このブルーライトは、可視光線(目で見える光)の中で、紫外線の次に
波長の短い光で、散乱する特徴があるため焦点合わせが難しく
目を非常に疲れさせる光なのです。
その対策の一つとして、
ブルーライトカットの老眼鏡使用で、パソコン作業の疲れる度合いが
減少するといわれます。
2つ目は、近くを見続けて目の筋肉を酷使していることです。
私たちの目は、遠くを見ている時に一番リラックスできますが
パソコンの近い距離を長時間見ていることで、ピント調節をしている
毛様体筋が緊張し続けているため、非常に疲れてしまいます。
ですので、1時間に1回は遠くを眺めたり、目の運動をしましょう。
3つ目は、ドライアイからくる疲れ目です。
ドライアイは、加齢にともなって
分泌される涙と脂の量が減少するため、老眼の年代になると、
さらにその症状を訴える人が増えるようです。
またパソコンを見ることで、まばたきの回数が
通常の4分の1にまで減ってしまうといわれるため、
特に老眼の方は、意識してまばたきをすることが大切なのですね。
このように、老眼鏡の使用に関わらず
パソコンを見ること自体が疲れる、様々な原因があるため
これらを意識して、疲れ目の予防に努めましょう。