老眼に関わるという外眼筋とはどのようなものですか?
老眼に関わるとはいえ、普段外眼筋という名前も聞かないですし、
その働きなどを知る機会もなかなかないですよね。
実は老眼の原因の一つともいわれているのが、この外眼筋で
眼球の周囲についている6本の筋肉のことをいいます。
外眼筋は、老眼になるくらいの年代の40歳前後になると
柔軟性が失われ動きが悪くなります。
そして、特に両目を内側に寄せる寄り目ができにくくなり
老眼が始まっているかどうかは、寄り目がスムーズに
できるかできないかが目安の一つでもあるようです。
外眼筋は、別名が眼球移動筋とも言って
その名のとおり眼球、つまり目を自由自在にあちこち動かすのに
なくてはならない筋肉なんですね。
細かくいいますと、眼球を上下に動かすための上直筋と下直筋、
内側に動かす内側直筋と外側に動かす外側直筋。
さらに、眼球をななめに動かしたり、
グルグルと回転させるための
上斜筋と下斜筋という筋肉からなります。
目の老化や老眼に関わるこのような外眼筋は、
私たちの日常生活の中で、かがんだり、
上を向いたり、振り返るなどの動作も常に助けてくれています。
というのは、このような時でも見えているものが
グラグラと揺らぐことがないのは、この6本の外眼筋が
同時に動いて、自然に位置を調整してくれているお陰なんですよね!
このように、老眼の原因の一つでもある外眼筋は、
両目のバランスを上手にとりながら、
協力し合ってなめらかに動いています。
また、パソコンなどを見続けていると目が疲れるというのは
ごく狭い範囲でしか目を動かしていないため、血流が悪くなり
この外眼筋が凝り固まってしまうのも一つの原因なのです。
ですので、普段から老眼予防のためにも外眼筋を鍛えるストレッチで
血液の流れをスムーズにして、
目の若さを持続していきましょう。