奥田民生さんが老眼鏡を販売されているのでしょうか?
1990年代のバンドブーム時代に一世を風靡した『ユニコーン』を
覚えていらっしゃる方も多いことと思います。
シュールでユニークな音楽性に魅かれ、
当時のファン層は、ユニコーン解散後も
ボーカルの奥田民生さんのファンであり続けたといわれます。
その奥田民生さんが50歳をこえて、なんと老眼鏡の
販売を始めました。
それも『RGM』という名称で公式グッズになっていて、
なぜ『RGM』かというと、rou gan meganeの略だそうです。
常に斜め上の発想でファンを驚かす
奥田民生さんらしさがありますが、なぜ老眼鏡の販売を?
と、たくさんの方が疑問を持たれたようです。
奥田民生さんの気持ちは、彼自身にしかわからない
ミステリアスな部分が魅力とも言われますが、
老眼鏡の販売は、ファンに対する思いやりという説が有力です。
ユニコーンと奥田民生さんのファンは、1990年代は20歳前後でしたが、
現在は軽く40代に入り、しっかり老眼世代となっています。
奥田民生さんの老眼鏡は、
最初の販売が、2015年5月の広島でのライブで、
「あっ」という間に完売。
その後公式サイトでも品切れが続き、
なかなか手にできない状況です。
販売価格は、1本あたり3300円とお財布に優しく
老眼鏡のフレームは、丸型と四角の二種類があり
度数は+1.0、+1.5、+2.0があるそうです。
広島愛の強い奥田民生さんらしい、広島の会社の製品とされます。
ロックバンド出身だった奥田民生さんと老眼鏡は合わない、
と思われたファンの方も多かったようですが、
今では皆なじみ、楽しんでいるようです。
音楽でいえば、ユニコーン全盛期には、まだバブルの名残があり
『24時間戦えますか』というコマーシャルが、途切れなく流れた時代でした。
そんな中『大迷惑』という、単身赴任を断固拒否する歌詞で大ヒットし
世間を驚かせたのが、ユニコーンと奥田民生さんだったのですね。
奥田民生さんはその後も、
「周りに流されて、頑張りすぎることはないんだよ」
というメッセージをファンと世間に送りつづけています。
奥田民生さんのファンは、現代のブラックバイトなどで悩むことも多い
若い人にも知って欲しいのが、奥田民生さんの数々の曲だと言います。
そして「目が疲れるなら、サクッと老眼鏡をかけてしまうのがいいよ」
という、奥田民生さんのメッセージが込められているかのようです。
その奥田民生さんが、老眼鏡を販売するということについては
昔からのファンにとって、少しも不思議ではないとも言います。
奥田民生さんの思いやりが、老眼鏡の販売という形となって
現れていることに感謝しつつ、手に入るのを待ちたいものですね。